■「弁護士職域マップ」は、弁護士の職務として今後発展が期待される業務をキーワード化し、「ビジネス志向/社会正義志向」を縦軸とし、「予防的/事後処理的」を横軸としてプロットした模式図です。
強調したい点は、今後は事後処理的かつ社会正義志向的な紛争解決業務よりも予防的かつビジネス志向の業務に弁護士の職務の重心が移っていくであろうこと、訴訟についても「よろず屋」的に事件を受任するのではなく、専門領域に 特化して事件を受任する専門性の高い訴訟業務が増えること、弁護士の公益活動も市民活動支援型の新しいプロボノ活動に変化していくであろうことなどです。